この建設会社様では、新入社員を他県の研修施設へ派遣し、長期にわたって新入社員研修を受講する仕組みを設けています。
全国から集まる同業他社の新入社員とともに学ぶことで、建設業に携わる職業人として必要な専門スキルの基礎を、徹底的に身につけることができます。
そして、外部での研修を終えて戻ってきた新入社員を対象に、6月から会社独自の新入社員研修をスタートさせます。
弊社ではその3回にわたる研修を担当させていただいています。
今回参加する皆さんは、ビジネスマナーやコミュニケーションなどの基本的な知識はすでに学んできています。
しかし、それを実際の仕事の中で使いこなす経験は、まだこれからです。
だからこそ、自社研修では「教えてもらう」だけではなく、実際の仕事を振り返り、自分自身で考え、主体的に学べるような研修設計を大切にしています。
さらに、3か月にわたって研修を行うからこその仕掛けも取り入れています。
各回の研修の最後には次回までの目標を設定し、次回の研修ではその実践結果をプレゼンテーションしていただきます。
また、セルフチェックの結果を直属の上司と共有し、上司からフィードバックをもらう仕組みも設けています。
OFF-JTで学んだことを、OJTの現場で実践する。
そして、実践した結果を振り返り、次の学びにつなげる。
このサイクルを繰り返すことで、研修が「その場で学んで終わり」ではなく、実際の仕事で成長するための機会になります。
研修の内容だけでなく、研修後の行動までを見据えて設計する。
こうした工夫によって、新入社員の成長スピードは大きく変わってきます。
今回の3か月間の学びが、一人ひとりの成長を加速させ、建設業界を担う人材へと成長するきっかけになることを願っています。