富山県庁の3年目職員向けにキャリアデザイン研修を担当しました

近年、若手職業人の間では、キャリア自律やエンプロイアビリティ(雇用され続けるための能力)への意識が高まっており、自身の成長や能力評価に対して前向きに捉える傾向が見られます。
一方で、自治体職員のキャリア形成は、民間企業とは異なり、定期的な部局横断の異動により業務内容が転職並みに大きく変化するという特性があります。そのため、これまで主体的にキャリアを描くことの難しさを感じる職員が少なくありませんでした。
こうした背景を踏まえ、富山県では令和6年度に「職員キャリア開発支援センター」を設置し、概ね10年に一度のキャリア開発研修の実施、キャリアコンサルタント等による相談対応、令和7年度からの自治体初となるセルフ・キャリアドックの導入など、職員のキャリア形成を支援する取り組みを積極的に進めています。
弊社は、これらの研修および外部相談支援を担当させていただいています。
この研修は、キャリア開発研修の初回として位置づけられ、3年目職員にキャリア形成の目的や重要性を理解していただくことを狙いとしています。
まず最初に、キャリアを構成する三つの要素(WILL・CAN・MUST)を紹介し、それぞれを自身の経験に照らして整理しました。
ペアでの対話を通じて考えを言語化し、要素同士をどのように組み合わせていくかという「キャリア戦略」について理解を深めました。
研修の最後には、講師自身がキャリア形成において大切にしている考え方をご紹介し、主体的にキャリアを描き、実現していくことの意義と醍醐味を感じていただく機会としました。
この研修が、今後の長期的なキャリアを考える第一歩となることを期待しています。
