自治体の一般職向けにハラスメント研修を実施しました

近年、ハラスメント研修への要望として増えているのが、いわゆる「ハラハラ(ハラスメント・ハラスメント)」への対応です。
些細な不快感であっても「ハラスメントだ」と主張する風潮は、現代の職場環境を象徴する現象の一つと言えるでしょう。
かつてのハラスメント研修は、ハラスメントに対する誤った認識を正し、無意識のうちに行ってしまいがちな行為を自分事として捉えることが主眼でした。
しかし、ハラスメントという概念が社会に広く浸透した現在では、その反動として生じる「過剰な被害者意識」や「ハラスメント誤認」への理解と対処も不可欠になっています。
こうした点に警鐘を鳴らすことも、ハラスメント防止コンサルタントの重要な役割です。
この研修では、職場で起こりがちな具体的な事例をもとに、被害者意識が高まる心理的メカニズムを解説しました。あわせて、なぜハラスメント誤認が増える職場風土が生まれるのかについて、心理学的視点から紐解いています。
さらに、参加者一人ひとりが自身の日常を振り返りながら、悪循環を断ち切るために「自分にできる行動」に焦点を当てて考えていただきました。
誰もが働きやすい職場環境は、特別な制度だけでなく、日々のちょっとした言動の積み重ねによってつくられていくものです。
